著者らは落差工、急流工下流水路の水面動揺を軽減させる対策工法として,水面に接するような構造物(以下,浮体と記す)の設置を検討してきた(三輪ら1998a,1998b).このたび三輪らによって考案された「逆さ長台形」の浮体が茂井羅南堰用水路1号急流工下流開水路に設置されたので,その水面動揺軽減効果...