生存率も高くない。手術で治すためには、早く見つけることが重要だ。かかりつけ医と地域の中核病院が連携して、早期発見につなげる取り組みが広がりつつある。 広島県の70代の女性は、10年前、健康診断で血糖値の悪化がわかり、広島県尾道市のかかりつけ医を受診した。医師は、血糖値の悪化や...
膵臓(すいぞう)がんの研究を専門とする高知大医学部の谷内恵介准教授(55)が、早期診断や治療法を確立するためのベンチャー企業を設立した。5年後の生存率が1割未満とされる難病を、10年後には6割に引きあげるのが目標という。 谷内准教授は、2022年11月に「サルスサイエンス」(高知市)を設立。
膵臓の悪性腫瘍の90%以上は膵管上皮から発生する陴管がんで,5年生存率は11.6%ときわめて予後不良である.診断時には周囲臓器への高度な浸潤や遠隔転移を伴っていることも多く,切除率は約40%にすぎない.しかし,外科的切除が唯一根治を期待できる治療法である.危険因子は糖尿病,慢性膵炎,急性膵炎...
次の写真 膵臓がんの治療法確立を目指す「サルスサイエンス」の谷内恵介代表(左から2人目)ら関係者=2024年3月26日午前10時25分、高知市曙町2丁目、羽賀和紀撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース INI藤牧京介さんが磨き続ける声 中高生から歌い続けて得た高音域...
自覚症状が出たときにはすでに進行していることが多い膵臓(すいぞう)がん。生存率も高くない。手術で治すためには、早く見つけることが重要だ。かかりつけ医と地域の中核病院が連携して、早期発見につなげる取り…
前の写真 次の写真 膵臓がんの治療法確立を目指す「サルスサイエンス」の設立について説明する谷内恵介・高知大医学部准教授=2024年3月26日午前10時9分、高知市曙町2丁目、羽賀和紀撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます
朝日新聞デジタル 膵臓がんの早期発見へ連携 かかりつけ医と中核病院で広がる 写真・図版 2 / 3 前の写真 次の写真 膵がんの早期発見目指す「尾道方式」のポイント この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます