ICD-10 の草案の日本における実地試行において約 600 名の精神科医が参加した多施設 共同研究 (Kitamura ら, 1994) において、ICD-10 診断に加えいわゆる従来診断を記載する よう求めた研究でも、同席面接法で非定型精神病、抑うつ神経症、器質性精神疾患で診断 一致率(κで計算)が 0.7 を下回り...