また、Saugstad ら (1983) は 1970 年に ICD-8 が導入される前後の欧米各国の 精神科入院統計を検討し、各国の疾患比率の差が変化しておらず、米国では精神分裂病が 多く、英国では躁うつ病が多数を占めていることを報告している。こうした諸研究は、世 界の各国の精神科診断がそれぞれ独自の方法を用...