米国の貯蓄率の低下と退職貯蓄市場 平成18年8月4日 杉田浩治 (日本証券経済研究所) 1 米国の貯蓄率の低下と退職貯蓄市場(要約) 米国の貯蓄率は80年代半ばから低下傾向にあったが、05年には遂にマイナスに落ち込 んだ。その大きな理由として、「保有資産の価格が上昇すると貯蓄性向が下がる」という「...