20%以上で睡眠障害が認められている.睡眠障害を呈する患者の病態に応じて様々な向精神薬が使用されているが,日常臨床では睡眠薬の使用が一般的である.睡眠薬はその化学構造,作用機序から,①バルビッール酸(barbiturate:BB)系,②非BB系,③ベンゾジアゼピン(benzodiazepine:BZ)系,④非BZ系
睡眠障害には様々な病態が存在するが,最も多いものは不眠であり,その治療薬は睡眠薬が一般的である.睡眠薬はその化学構造や作用機序から,①バルビツール酸(barbiturate:BB)系,② ベンゾジ了ゼピン(benzodiazepine:BZ)系,③非BZ系の3種類に大別される.最も古いBB系睡眠薬は,中枢性呼吸抑制や依存形成...