患者は疼痛,歩行困難が生じADLが低下してから病院を受診し,いくつかの病院受診を経てから疼痛緩和ケアのみを希望して入院した。 当初は闘病意欲の低下より柊痛ケア以外の医療に消極的だったが,疼痛コントロールが良好になると闘病意欲も増し,逆に患者本人が化学療法に消極的な夫を説得し入院中に化学...