に生活保護の利用を申請した日系ブラジル人女性が、担当職員から不適切な対応を受けた問題で、市は25日、再発防止策を発表した。職員研修の充実や通訳の配置のほか、弁護士を任期付き職員として雇用するといった市役所全体に関わる「改革プラン」を作るという。 市によると、市職員らでプロジェクトチー...
控訴審判決は、手帳取得に関する書類が取得と同時期に病院から市側に提出されていたことなどを踏まえ、市側は男性の手帳取得を認識できたと批判。市側は手帳取得を男性に確認しなかったなどとして、「極めて容易な調査すら行わず調査義務を怠った」と違法性を認めた。 市側は、男性が手帳取得を届け出...
勝訴判決を受け、原告の女性と言葉を交わす弁護士たち=2024年3月21日午後2時19分、津市中央、山本知弘撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 運転記録要求は「過剰の疑い」 津地裁、生活保護の停止取り消す判決 お金渡すだけでは解決しない 貧困の現場から見たベーシ...
「早く判決を報告したいが、見舞いへ行くにも田舎ではタクシーもつかまらない」と、車所有の必要性を改めてにじませた。 現行の生活保護制度では車の保有・利用に対し、通院や通勤にあたって公共交通機関の利用が著しく困難な場合など、厳格な要件を課す。市は難病を抱える次男の通院に要件を限り...
群馬県桐生市の不適切な生活保護の運用を巡り、県は制度のあらましを記した「生活保護のしおり」を改訂した。市の運用を追及する全国調査団(団長=井上英夫・金沢大名誉教授)からの見直し要請を踏まえた対応で、保護を受ける市民の立場にたった表現に改め、生存権を定めた憲法25条も明記した。「保護...
関連ニュース 生活保護受給者の車利用、行政側の報告要求は妥当?津地裁であす判決 親子の食費は週1万円 生活保護の引き下げ「苦しみわかりますか」 8がけ社会、困るのは「介護、医療」 突破する鍵は……読者と考える 倒れた独居男性、家賃払えず家はごみの山…引き出せぬ預金1200万 マンション...
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生活保護受給者の自動車保有・利用のより柔軟な判断を行政に促す判決だ――車の運転記録提出を拒んだことで生活保護を停止されたのは不当とし、三重県鈴鹿市の親子が処分取り消しを同市に求めた訴訟。21日の津地…