■「燃える闘魂」愛されて 猪木啓介さん 人はなぜアントニオ猪木と聞くと読みたくなるのか。没後2年半、本書は発売即重版した。5歳下の実弟、啓介さん(77)はいまも話を聞かせてと頼まれる。「兄貴はこんなに愛されていたのか、とあらためて痛感しています」 昭和から平成を疾走したプロ...