【福島】浪江町は15日、帰還困難区域のうち、来年3月に避難指示を解除する予定の特定復興再生拠点(復興拠点)について、9月にも準備宿泊を始める考えを示した。ただ、自宅を解体して帰る場所がなかったり、家は残っていても修繕などに時間がかかったりする住民は多く、準備宿泊や帰還には物理的な限...
金額は非公表だが、2022年12月に国の原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)が賠償額を追加した指針の帰還困難区域で130万円、居住制限区域と避難指示解除準備区域で280万円をそれぞれ上回るという。 原発事故で一時、全町避難を強いられた浪江町は13年5月、町民約1万6千人の代理人となり、東電の精神的慰謝...
〈浪江町〉 帰還困難区域が町の面積の81%を占めた。同区域に住民票があったのは町民の17%にあたる3654人。昨年3月末に同区域の一部が、特定復興再生拠点(復興拠点)として避難指示が解除され、現在、同拠点に住民票がある世帯の5%(19世帯)が戻って暮らす。復興拠点ができても、町面積の78%は帰還...