建設しているのは着床式の洋上風力発電所で、風車は秋田港湾区域に13基、能代港湾区域に20基。能代港湾では7月2日~8月26日、秋田港湾は8月28日~9月24日にかけて、それぞれ昨年設置した基礎部分に、高さ65メートルの支柱(タワー)と長さ57メートルの羽根(ブレード)を取り付ける工事を行った。海...
秋田の海、洋上風力最前線 150メートルの風車は再エネの試金石 写真・図版 1 / 5 前の写真 次の写真 秋田港に立てて保管されていた黄色い「トランジションピース」。洋上風力発電の基礎と、風車の支柱をつなぐ主要部品だ。後方に陸上風力の風車がみえる=2021年8月19日、秋田市、松村北斗撮影 この...
風が強い秋田は、陸上風力発電の時代から国内の先進地だが、洋上風力でも立ち位置は変わらない。 能代港湾区域で商業運転を始めた、秋田洋上風力発電(AOW、岡垣啓司社長)は、大手商社の丸紅や、大林組、東北電力など13社がお金を出し合って2016年4月につくった会社だ。 約1千億円の事業費を投じて420...
秋田、能代両港湾区域で建設が進む洋上風力発電事業で、全33基の風車設置工事が終わった。事業者の秋田洋上風力発電(秋田市、岡垣啓司社長)は、試運転や法定検査をへて、今年末までに国内初となる洋上風力の大…