朝日新聞デジタル 洋上風力発電、浮かんできた協議会の「盲点」 導入本格化する北海道 写真・図版 3 / 5 前の写真 次の写真 「促進区域」指定における合意形成方法を巡り、異論が飛び出した北海道洋上風力推進連携会議=2024年8月2日、札幌市、日浦統撮影 ...
北海道などが実現を目指す洋上風力発電で、国から再エネ海域利用法に基づく「有望な区域」に指定されている松前沖が、今秋に「促進区域」に指定される見通しとなった。7月31日の道や松前町、地元漁協などによる協議会で、松前町沿岸の約3710ヘクタールの海域とすることを定めた計画案が合意された...
導入の決め手となるのが、再エネ海域利用法に基づく「促進区域」の指定だ。一般海域を最長30年間利用できて、国の支援も望める。国は、原子力発電所のような地域の分断を招かぬよう、自治体や地元関係者でつくる法定協議会の同意を指定の要件とする。しかし、ここに来て、この合意形成手法の「盲点」...
5.日本における洋上風力発電の現状と導入状況 日本での洋上風力発電の導入は着々と進められており、すでに港湾エリアでは商業運転がスタートしていたり、一般海域(港湾区域や漁港区域などの指定を受けていない区域)において促進区域の指定がおこなわれたりしています。ここでは、日本の洋上風力発電...
北海道内でも有数の風力発電の盛んな地として知られる松前町。国道228号沿いには、小型風車が林立している=2024年7月11日午前9時7分、松前町、日浦統撮影