上水道行政の所管が今月、厚生労働省から国土交通省と環境省に移った。水道事業は老朽化や経営悪化などで土台が揺らいでおり、能登半島地震でもリスクが露呈した。事業を運営する各自治体と連携を強め、積年の課題に取り組む必要がある。 コロナ禍下での厚労省の業務再編の一環で、昨年に関連法が改正...