西から上がる太陽、降り注ぐ灰 第五福竜丸に始まる「唯一の願い」 Q 70年前、マーシャル諸島ビキニ環礁で何があった? A 1954年3月1日、米国が広島原爆の約1千倍とされる水爆「ブラボー」の実験を行った。粉々になったサンゴがキノコ雲に吸い上げられ、放射能を帯びて周辺に広がった。「死...
核廃絶への思いを広く世界で共有するためにも、遠く太平洋の島で起きた悲惨な歴史を忘れたくない▼ 東京の夢の島には、ブラボー実験で被曝した第五福竜丸が、いまも展示されている。白い船体のそばに張られているのは、厳しい目でこちらを見つめる世界各地の被曝者、12枚の写真である。
1954年3月1日のビキニ実験では1千隻近い日本の漁船も被害を受けており、安田さんは「第五福竜丸事件ではなくビキニ事件と私は呼びます」と述べた。被曝半年後に40歳で亡くなった無線長の久保山愛吉さんの「原水爆の被害者は私を最後にしてほしい」という言葉を紹介した。 さらに、甲状腺障害で背が...
【そもそも解説】第五福竜丸が被曝 70年前のビキニ水爆実験とは 「大国のエゴが小国に」 核被害と気候変動、マーシャルからあらがう マーシャルに託された第五福竜丸の模型 ビキニに戻れぬ元首長の思い 米核実験928回の施設でツアー人気 広がるクレーター、記者も参加 核被害者救済へ「日本は...
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朝日新聞デジタル 帰れぬふるさと、届かぬ医療 ビキニ水爆実験で移住させられた島は今 写真・図版 5 / 7 前の写真 次の写真 ごみが放置されている海岸近くで遊ぶ子どもたち=2024年3月2日午後0時58分、マーシャル諸島、花房吾早子撮影 ...