その背景にあるのは、甚大な被害をもたらす「線状降水帯」の動向だった。 今年の梅雨期間は、鹿児島県と宮崎県の「九州南部」が6月8日~7月16日、そのほかの九州5県と山口県の「九州北部地方」が6月17日~7月21日で、どちらも平年より短めだったが、期間中の総降水量を比べると、九州南部が平年比...
県庁所在地の梅雨期間中の降水量(速報値)をみると、秋田市は506・0ミリで、平年の242・5ミリの2倍超となった。盛岡市408・5ミリ(同226・8ミリ)、山形市289・5ミリ(同216・9ミリ)、仙台市278・0ミリ(同242・1ミリ)と続いた。
気象台によると、梅雨入りが発表された6月21日から7月17日まで27日間の降水量(速報値)は、静岡が419・0ミリ(平年値303・4ミリ)、浜松が363・5ミリ(同228・9ミリ)、三島が390・0ミリ(同235・9ミリ)だった。線状降水帯が発生するなど大雨に見舞われた日もあり、平年値を大きく上回...
入梅は遅れたが、予想される降水量は特に少ないわけではないといい、大分市内では例年通りに各地で田植えが始まっている。同市横瀬の水田でも田植えの準備中。代かきのトラクターに驚いて飛び立つ虫を狙い、50羽以上のツバメが水田すれすれを乱舞する姿が見られた。有料...
北陸では6月23日は1時間の降水量が50ミリに達し、警報級の大雨になる地域もある見込み。同24日にかけても、激しい雨に見舞われそうだ。地震の影響で地盤が緩んでいる場所は、土砂災害の危険性が高まるおそれがある。 能登半島地震では、土砂災害が多発したほか、河川がせき止められたり堤防が被害...
九州北部地方の今年の梅雨期間の降水量と平年比=福岡管区気象台の資料から この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 引き下げ後、再び「大雨特別警報」 山形・酒田に異例の昼夜2度発表 降り続く雨、安全に避難するには?夜は禁物、避難指示待たず 広がる安堵、真夜中に「一変...
が南下して停滞する九州南部では、4日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨になり、5日未明から夕方にかけては大雨となるおそれがある。気象庁が改めて注意を呼びかけている。 気象庁によると、4日午前10時時点の24時間降水量は、鹿児島県日置市薩摩川内市...