桐生市で生活保護制度の違法・不適切な運用問題が明らかになったのは2023年11月だった。生活保護費を1日1千円に分割支給していた「分割・満額不支給」について、群馬司法書士会が桐生市長に改善をもとめる要請書を出した。 要請によれば、市は50代男性に毎日ハローワークで求職活動をするよう指導。
群馬・桐生の生活保護、10年で受給者半減 際立つ取り下げ・却下率 生活保護費を分割して満額支給せず10人に 副市長謝罪 群馬・桐生 ハローワークの判子見せたら1千円 桐生市の生活保護対応に改善要請 生活保護訴訟、控訴審でも違法性認定 減額見直しなら他制度にも影響 元西宮市議の二重請求、31...
桐生市の不適切な生活保護費の支給をめぐる国家賠償請求訴訟の第2回口頭弁論が4日、前橋地裁であり、市側は生活保護費の一部が支給されなかったことについて、当時の市福祉事務所長(市保健福祉部長を兼任)ら幹部も把握していたことを明らかにした。 訴訟では、1日1千円の分割支給により本来の半額程...
群馬県桐生市で生活保護制度の違法・不適切な運用問題が明らかになったのは2023年11月だった。生活保護費を1日1千円に分割支給していた「分割・満額不支給」について、群馬司法書士会が桐生市長に改善をも…
群馬県桐生市の不適正な生活保護の運用を検証する市の第三者委員会(委員長=吉野晶弁護士)が7日開かれ、市の内部調査チームが保健福祉部長などを経験した元職員への聞き取り調査の結果が報告された。中には保護申請などで「(抑制するために)厳しい指導をした管理職がいた」と答えた元職員もいたという...
ハローワークに通えば1日1千円の生活保護費を支給するが、支給額は1カ月分の半分ほど――。群馬県桐生市による50代男性への生活保護費の支給に問題があったとして、群馬司法書士会が桐生市長あてに改善を求める要請書を出した。
桐生市で生活保護利用者が急激に減り始めた時期は、2012年だった。 当時は、08年のリーマン・ショック以降、利用者数が200万人を超えるなど全国的に利用者が急増。そして12年にはお笑い芸人の母親の生活保護利用が報じられたことをきっかけに、「生活保護バッシング」が起きた。 不正受給がクロ...
「ハローワークで判子をもらえば1日1千円支給」「同姓の他人の印鑑を無断で使用」など、群馬県桐生市が不適切な生活保護事務の運用をしていた問題について、朝日新聞が県内12市にアンケートしたところ、桐生以…
不適切な生活保護費の運用について、群馬県の特別監査で改善を求められていた桐生市は2日、改善状況を8月30日に県に報告したと発表した。不適切な事例の一つ、過度な分割支給については「当月中に全額を支払う」などを厳守するとした。 分割支給について、今回の市の報告では、当月中の全額支払いを...