桐生市で生活保護制度の違法・不適切な運用問題が明らかになったのは2023年11月だった。生活保護費を1日1千円に分割支給していた「分割・満額不支給」について、群馬司法書士会が桐生市長に改善をもとめる要請書を出した。 要請によれば、市は50代男性に毎日ハローワークで求職活動をするよう指導。
桐生市の不適切な生活保護費の支給をめぐる国家賠償請求訴訟の第2回口頭弁論が4日、前橋地裁であり、市側は生活保護費の一部が支給されなかったことについて、当時の市福祉事務所長(市保健福祉部長を兼任)ら幹部も把握していたことを明らかにした。 訴訟では、1日1千円の分割支給により本来の半額程...
不適切な生活保護費の運用について、群馬県の特別監査で改善を求められていた桐生市は2日、改善状況を8月30日に県に報告したと発表した。不適切な事例の一つ、過度な分割支給については「当月中に全額を支払う」などを厳守するとした。 分割支給について、今回の市の報告では、当月中の全額支払いを...
ハローワークに通えば1日1千円の生活保護費を支給するが、支給額は1カ月分の半分ほど――。群馬県桐生市による50代男性への生活保護費の支給に問題があったとして、群馬司法書士会が桐生市長あてに改善を求める要請書を出した。
桐生市の不適切な生活保護費の支給をめぐり、受給者の男性2人が、市に1人あたり27万5千円の賠償を求める国賠訴訟の第1回口頭弁論が19日、前橋地裁であった。市は生活保護費が一部不支給だったことは認めたものの、請求の棄却を求める答弁書を提出した。
群馬県桐生市で生活保護制度の違法・不適切な運用問題が明らかになったのは2023年11月だった。生活保護費を1日1千円に分割支給していた「分割・満額不支給」について、群馬司法書士会が桐生市長に改善をも…
桐生市が生活保護受給者から預かっていたという印鑑の一部(画像の一部を加工しています)=2023年12月18日午後4時46分、群馬県桐生市役所、柳沼広幸撮影 [PR] 生活保護費を1日1千円に分割して支給をしていた群馬県桐生市は18日、生活保護を担当する保護係に1944本の印鑑が保管されていたと明らかに...
桐生以外の市、生活保護支給の分割や条件付け「ない」 写真・図版 群馬県 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース INI藤牧京介さんが磨き続ける声 中高生から歌い続けて得た高音域 地下鉄ホームドア、公務員のひらめきで車両改修20億円→270万円 医者も驚く93歳、血管年...
おびえる生活保護利用者 家族の援助ないのに減額 2024年11月16日10時01分 第3回際立つ生活保護申請却下率の高さ、理由は? 窓口のブラックボックス 2024年11月17日10時00分 第4回1日1千円、合計月3万円台…違法認定された生活保護費の満額不支給 2024年11月18日10時00分 第5回「言われるがま...
群馬県桐生市の不適正な生活保護の運用を検証する市の第三者委員会(委員長=吉野晶弁護士)が21日開かれ、市が実施した関係職員に対する内部調査の結果が報告された。福祉課には2千本近い認め印が保管、使用さ…