札幌市の秋元克広市長は、7日の定例会見で「GXに特化した優遇措置は他に例がない。北海道・札幌の取り組みは先行的だと受け止めている」と話した。
今年6月に「GX金融・資産運用特区」の対象地域となった札幌市に、「海外企業受入ワンストップ窓口(英語名:Sapporo Transnational Expansion and Partnership)」ができた。英語でビジネスから生活までの支援をワンストップで行う。拠点は北海道経済センタービル(同市中央区北1条西2丁目)の2階にある。22日...
北海道と札幌を「GX金融特区」に 知事と市長が首相に直訴 「資産運用立国」の恩恵は富裕層へ? 首相、米講演で「特区」PR 脱炭素を進めるGX、投資目標40兆円 「チーム札幌・北海道」始動 大阪進出の金融企業を税制優遇へ 「国際金融都市」実現へ誘致促進 宿泊税「狂騒曲」 導入へひた走る北海道と札幌市 7...
化石エネルギーが中心の産業や社会の構造を、クリーンエネルギー中心へと転換するGX(脱炭素化、グリーントランスフォーメーション)。気候変動に対応するための第一歩として期待も高い。北海道と札幌市はGXに…
官民合わせて150兆円超が見込まれる脱炭素社会に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)投資を世界から呼び込む「GX金融・資産運用特区」を提案している北海道と札幌市の幹部らは4日、金融庁を訪れ、規制緩和や税制優遇などの要望書を鈴木俊一金融相に手渡した。
総額は前年度比249億円(2%)増の1兆2666億円で、過去最大の規模。保健福祉費のほか、物価高騰や人件費上昇などの影響が全体を押し上げた形だ。会見した秋元克広市長は、子育て支援のほか、「100年に1度のチャンス」と位置づけるGX(脱炭素化)、人手不足などの社会問題への対応に積極的に予算配分した...
会見で秋元克広市長は「3期目の本格的予算。『リスタート予算』と呼ぼうと思う。コロナ禍で経済にも大きな影響が出た。オリンピック・パラリンピック招致を停止しながら、GX(グリーン・トランスフォーメーション)という新たな方向性に向けていく」と評した。
札幌証券取引所は29日、小池善明理事長(78)が退任し、後任に北洋銀行元頭取の石井純二氏(73)が就く人事を決めた。理事長の交代は13年ぶり。札証は2023年度の売買代金が1040億円と前年度の6.8倍に急増した。1千億円台は5年ぶりで、名古屋証券取引所を上回った。この勢いを駆って脱炭素社会へのGX投資...
札幌市の秋元克広市長らはその前日、「GX金融・資産運用特区」の提案書を金融庁に提出するため上京。同行した市幹部は、面会した長谷川氏から一連の手続きにおけるミスや不手際を強い口調で叱責(しっせき)され、反省文を書くことになったという。
札幌市が金融特区をめざすGX(脱炭素化)を担当する市職員が東京に出張し、長谷川岳参院議員(自民、北海道選挙区)と面談した回数が2023年6月からの8カ月間で25回(計206万4832円)にのぼっていることがわかった。出張目的の大半はGXに関する意見交換だった。