が9兆4337億円となり、3月末時点として過去最大になったと発表した。日銀が大規模な金融緩和策を変更して金利が上昇し、国債の市場価格が下がったためだ。日銀は政策運営には支障はないとするが、金融政策の正常化を進めれば、財務は悪化する見通しだ。 日銀が公表した2023年度決算によると、国債残...
「副作用の分析が不十分」金融緩和策の検証、元日銀審議委員に聞く 植田総裁、利上げ判断「もう1ノッチ欲しい」 賃上げ見極めの姿勢 日銀、政策金利を据え置き 米経済や来年の賃上げを見極め 物価目標「2%」見直すべき?物価高への不満強く 衆院選の論戦にも アベノミクスの呪縛 低成長抜けられず...
日銀が17~18日に開く金融政策決定会合で金融緩和策を修正するとの見方から国債を売る動きが広がり、長期金利が上昇した。上昇が続けば、住宅ローンの固定金利がさらに上がるなど、様々な影響が出そうだ。 日銀の政策修正の観測に加え、日本時間12日夜に発表された米国の物価統計から米国の利上げペー...
日本銀行が今春、マイナス金利政策をやめて17年ぶりの利上げに踏み切り、日本は「金利のある世界」にかじを切りました。ただ、日銀ウォッチャーとして知られる東短リサーチ社長・チーフエコノミストの加藤出さんは、これから日銀が歩む道のりは「険しい」と語ります。異次元の政策から抜け出し...
日本銀行は26日、金融緩和策を維持した昨年12月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。10年超に及ぶ大規模緩和の「出口」を見据えた議論が交わされ、政策転換への機運が高まっていることをうかがわせた。 日銀は賃金と物価がともに上がる「好循環」が実現する見通しが立てば、マイナス金利政策の...
きらやか銀行(山形市)は12日、2024年9月中間決算を発表した。経常収益は前年同期比2・6%増の88億円、純利益は同56・3%増の9億円で増収増益となった。24年3月期は過去最大の244億円の赤字を計上したが、25年3月期は1億円の純利益を見込む。
日本銀行は28日、保有する国債の9月末時点での評価損が、過去最大の10兆5千億円に膨らんだと公表した。日銀が金融政策を修正して金利が上がり、国債の市場価格が下がったため。日銀は決算上では国債を時価評価しておらず、政策運営に影響はないとの立場だ。ただ、市場が日銀の財務の健全性に疑念を深...
3メガ銀行グループは14日、2024年9月中間決算を発表した。純利益は全社が過去最高を記録し、合計は前年同期比36%増の2兆5495億円となった。また、通期の業績見通しもそろって上方修正した。日本銀行の利上げや取引先との関係維持を目的に持つ「政策保有株」売却が業績を押し上げた。 好業績の一因...
金利が上がりそうな円を買ってドルを売る動きが進んだ。 総務省が29日に発表した11月の東京都区部のCPIは、値動きの大きい生鮮食品を除いた指数が前年同月より2.2%上昇した。市場予想を上回ったことで、日銀が12月に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの観測が強まった。 みずほ...
日銀保有国債の評価損、過去最大13.6兆円 金利上昇で価格が下落 日銀総裁、追加利上げ「毎回の会合で判断」 米経済・賃上げ注視 アベノミクスの呪縛 低成長抜けられず、財政拡大を支持する若者たち 試練を迎えた日本政治 私たちが望むのは「熟議」か「1強」の再来か 新紙幣、「3Dホログラム」...