が9兆4337億円となり、3月末時点として過去最大になったと発表した。日銀が大規模な金融緩和策を変更して金利が上昇し、国債の市場価格が下がったためだ。日銀は政策運営には支障はないとするが、金融政策の正常化を進めれば、財務は悪化する見通しだ。 日銀が公表した2023年度決算によると、国債残...
「副作用の分析が不十分」金融緩和策の検証、元日銀審議委員に聞く 植田総裁、利上げ判断「もう1ノッチ欲しい」 賃上げ見極めの姿勢 日銀、政策金利を据え置き 米経済や来年の賃上げを見極め 物価目標「2%」見直すべき?物価高への不満強く 衆院選の論戦にも アベノミクスの呪縛 低成長抜けられず...
日銀の政策修正の観測に加え、日本時間12日夜に発表された米国の物価統計から米国の利上げペースが鈍って、日米の金利差が縮まるとの見方が強まり、円高が進行。円相場は13日、前日夕方から4円ほど円高ドル安となる一時1ドル=127円70銭前後をつけ、約7カ月半ぶりの円高水準となった。 国債の価格が...
は来週18、19日に開く金融政策決定会合で、大規模緩和の柱であるマイナス金利政策の解除を検討する。判断材料として重視する今春闘は、労働組合の要求に満額回答する大企業が続出。日銀のシナリオ通りに進んでおり、2013年に始めた「異次元緩和」からの転換に踏み切る環境が整いつつある。▼9面=総裁...
日本銀行は24日、金融政策決定会合で追加利上げを決めた。銀行間で短期資金をやり取りする金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を0.25%程度から0.5%程度に引き上げる。 日本銀行の利上げは、家計や企業にも影響を与える。銀行側は早くも動き出した。 日銀、「あまりにスロー」な利上げの理由 科された...
きらやか銀行(山形市)は12日、2024年9月中間決算を発表した。経常収益は前年同期比2・6%増の88億円、純利益は同56・3%増の9億円で増収増益となった。24年3月期は過去最大の244億円の赤字を計上したが、25年3月期は1億円の純利益を見込む。
3メガ銀行グループは14日、2024年9月中間決算を発表した。純利益は全社が過去最高を記録し、合計は前年同期比36%増の2兆5495億円となった。また、通期の業績見通しもそろって上方修正した。日本銀行の利上げや取引先との関係維持を目的に持つ「政策保有株」売却が業績を押し上げた。 好業績の一因...
日本銀行は28日の金融政策決定会合で、大規模緩和策の柱としてきた「イールドカーブ・コントロール(YCC)」の修正を決めた。低く抑え込んでいる長期金利の上限を「0・5%程度」から1・0%へと事実上、引き上げる。植田和男総裁が今春就任してから3回目の会合で初めて緩和策修正に踏み切った。▼...
住宅ローン固定金利、大手5行引き上げ 識者「もう1段階は上がる」 20:08 注目の動画 一覧 注目の動画「今ならまだ間に合う」 繁華街をトラック走行、闇バイトに注意喚起 注目の動画【解説人語】出生数、過去最少に 異次元の少子化対策を阻む要因とは 速報・新着ニュース 一覧 1時間前 米国...
このため、低金利が続きそうな円を売って、金利の高止まりが続くドルを買う動きが加速。会合の結果が伝わると、1円ほども円安に振れた。三菱UFJ銀行の井野鉄兵氏は「市場はもう少し厳格に(国債買い入れ減額の)中身を決めてくることを期待していた。その意味で期待はずれだった」と話す。