21年は、新型コロナの感染者が149万人で、前年の23万人から大幅に増え、死因別の死亡率にも影響が見られた。新型コロナが前年比380%増(男性356・2%増、女性417・9%増)で、老衰が9・3%増(男性8・9%増、女性9・4%増)、心疾患が1・4%増(男性2・0%増、女性0・9%増)だった。これらが死亡...
現在,わが国において心血管系疾患,脳血管疾患などの動脈硬化性疾患による死亡は癌と並び死因の約30%と大きなものを占めている.わが国は戦後大きな経済成長とともに生活習慣の欧米化が進み肥満の増加に伴い,高脂血症,糖尿病,更には代謝異常による高血圧が増加し,動脈硬化性疾患の危険因子の変化をも...