有識者会議には神戸市医師会長や患者安全専門の大学教授らが参加した。同会議のメンバーから、「一連の問題は循環器内科の問題なのか、病院上層部の問題なのか、広く病院の安全文化の問題なのか」と問われると、徳洲会の福田貢副理事長は「すべてだと思う。管理者の医療安全に対する理解が不足していた」...
同病院では今年1月以降、循環器内科の男性医師のカテーテル治療や検査を受けた患者が複数人死亡。神戸市は8月、医療安全管理体制に複数の問題点があるとして新保雅也院長に文書による行政指導をした。 弁護団は患者側からの相談に応じカルテなど診療記録を精査し、治療に問題がなかったか独自に調べるとい...