国内の上場企業で、2022年度に1億円以上の報酬を受け取った役員は計994人となり、前年度から66人増えて過去最多を更新した。東京商工リサーチが全上場企業3899社を対象に集計した。新型コロナウイルスの規制緩和で消費や生産が戻ったことに加え、円安で輸出産業を中心に業績が押し上げられたことが背景に...
関電役員報酬補塡、検審議決要旨「透明性欠如許せぬ感覚、変わらず」 写真・図版 1 / 7 前の写真 次の写真 大阪第二検察審査会などが入る庁舎=2022年1月6日、大阪市北区、朝日新聞社ヘリから、金居達朗撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます...
役員報酬の減額分などを補塡(ほてん)すると決めた関西電力の元会長や社長について、会社法の特別背任などの罪で刑事責任を問うべきか。検察審査会で再審査の手続きが始まった。2度目の不起訴処分をした大阪地検特捜部は、不起訴の理由をまとめた約100ページの資料を検審に提出する。特捜部が再捜査...
関西電力元役員による金品受領や、役員報酬の減額補塡(ほてん)をめぐり、大阪第二検察審査会は28日、森詳介元会長(82)、八木誠前会長(73)、岩根茂樹元社長(69)の3人について「起訴議決には至らない」とする議決を公表した。昨年7月の原議決では「起訴相当」とされ、強制起訴に至るかが注目され...