広島に降った「黒い雨」を国の援護区域外で浴びた住民らを被爆者と認め、被爆者手帳の交付を命じた先月の広島地裁判決を不服として、[国と、交付業務を受託する広島県・市が控訴した]。同時に、援護区域の拡大を視野に検証作業に着手すると加藤厚生労働相が表明した。