続く只石琉人選手(3年)が打席に立つと、小川選手は4球目にノーサインで二盗を仕掛けた。只石選手はスイングし、打球は右前へ。小川選手は一気に生還し、同点に追いつく。 バットと足でもぎ取った2点だった。 先発のエース増田壮投手(3年)は得点を許しながらも、左打者の外角に逃げる変化...
対戦が決まった履正社の森沢拓海主将(左)と鳥取商の羽根勘太主将=2023年8月3日午後2時42分、大阪市北区、友永翔大撮影 [PR] 6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールであった。鳥取商は大会第2日の第...
アエラスタイルマガジン【マッチと町中華。】今年の締めは「壇太」の出世餃子 被爆国から核軍縮の道筋、組み直しを 中満泉さんが考える国連のやるべきこと リポート 政治資金公開2023年分閣僚のパーティー券購入者匿名率95% 見えない資金源と高い利益率 朝日新聞モールツレヅレハナコさんおす...
高知中央との2回戦に向けて、練習でノックを受ける履正社の森田大翔選手=2023年8月9日、大阪府茨木市東福井3丁目、小島弘之撮影 [PR] 「小さい時から不器用なんです」 履正社(大阪)の4番打者、森田大翔選手(3年)は照れくさそうに笑う。 そんな言葉とは裏腹に、大阪大会7試合すべてに三塁手とし...
履正社(大阪)の4番打者、森田大翔選手(3年)にはルーティンがある。 打席に入ると、バットを構える前に上半身を軽く後ろに反らす。 本人によれば、上半身の筋肉をほぐし、背中に1本の「芯」を作るようなイメージだという。 13日の高知中央戦では三回、1死走者なしの場面で打席が回ってきた。
履正社の左腕福田は6回4安打2失点と好投した。 今春の選抜大会初戦では、同じ高知勢の高知戦で八回途中3失点。チームも敗退していた。「嫌なイメージがあった。ホッとした」と表情を緩めた。 大阪大会決勝では大阪桐蔭を完封し、背番号10ながら注目を集める存在。3回戦は、昨年王者の仙台育英と優勝...
1球目は直球のストライクを見逃した。坂根選手は「バッテリー有利のカウントなら変化球がくる」と身構えたが、2球目も直球で空振り。ボール球を挟んだ4球目、144キロの直球を思いきり振り抜くと、バットは空を切った。 空振り三振。下を向いたが、「振って終われたので、後悔はしていな...
試合解説を「覚える」ほど映像を見た、履正社1年生「アナライザー」 写真・図版 2 / 5 前の写真 次の写真 アナライザーの2人(手前)も、アルプス席から声援を送った=2023年8月13日午前8時54分、阪神甲子園球場、上田雅文撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます ...
試合を終えて宿舎に戻った履正社の選手たちの表情は晴れやかだった=2023年8月17日、大阪市住之江区、小島弘之撮影 [PR] 4年ぶり5回目の夏の甲子園出場を果たした大阪代表の履正社は、1、2回戦で勝利し、3回戦で連覇を狙う仙台育英(宮城)に惜敗した。全国制覇した4年前の再来とはならなかったが...
(7日、第105回全国高校野球選手権記念大会1回戦 大阪・履正社6―0鳥取商) 5年前になる。2018年6月、履正社を取材したときのことだ。当時コーチだった多田晃・現監督(45)は少し寂しそうに、遠く…