初診患者の検査の1つに尿試験紙による尿検査がある.そのなかに蛋白も含まれ,30mg/dLを(+)と判定し,それ以下は(-)-(+-)としており,さらなる検索は行われ ていない.いわゆる(一)-(士)とされる10数mg/dL程度の蛋白の出現は全く無視し てよいのか,という疑問が生じた,そこでセルロース...
近年,尿検査異常ゃ腎機能障害を基盤とした慢性腎臓病(chronic kidney disease ;CKD)と いう概念が広く認知されるようになり,腎臓病の 非専門医であるプライマリドクター(かかりつけ医)から蛋白尿などの異常を指摘される症例が増 えている.同時に,このようにして発見された症 例は,腎臓病の専...
慢性腎臓病の診断における特定健康診査の問題点についての検討--尿蛋白検査を主眼として One of the most difficult problem in clinical diagnosis is to differenciate albuminuria found in urine by mass-examination, especially on the point of harm... 佐藤,浩樹,菅原,智子,中西,昌美 - 診断と治療...