一方のオペランドが 10 進数で、もう一方が 10 進浮動小数点の場合、演算は 10 進浮動小数点で行われます。算術演算では、10 進数の精度に基づいて 10 進浮動小数点に変換された 10 進数の一時コピーが使用されます。 10 進数の精度が 17 より小さい場合、10 進数は DECFLOAT(16...
パック 10 進数型の値を浮動小数点型に変換する場合、変換される値が表現できる値の範囲外にあると、振る舞いは未定義のものになります。変換される値が表現できる値の範囲内にあるが、正確に表現できない場合、結果が切り捨てられます。 float または double をより小さい精度のパック 10 進...
_fcvt, fcvt 浮動小数点数を文字列に変換します。 _fcvt_s 安全なバージョンの _fcvt です fdim, fdimf, fdiml 2 つの値の間の正の値の差を求めます feclearexcept 指定した浮動小数点例外をクリアします fegetenv 現在の浮動小数点環境を格納します fegetexceptflag 指定した浮動小数点例外の状態を...
浮動小数点数 1.00 × 10-1 は正規化されますが、0.01 × 101 は正規化されません。β=2、p = 3、emin = -1、emax = 2 の場合、図D-1 に示すとおり、計 16 個の正規化浮動小数点数が存在します。図の太線は有意桁が 1.00 となる値を表わします。浮動小数点表現を正規化すると、一意の...
//(9) 精度指定ありの浮動小数点数変換、16進指数表記 //(11) 精度指定ありの浮動小数点数変換、16進指数表記 if (auto [ptr, ec] = std::to_chars(begin, end, l, std::chars_format::hex, 16); ec == std::errc{}) { std::cout << std::string_view(begin, ptr - begin) << std...
2 進形式の浮動小数点数の格納に影響を与えるもう 1 つの紛らわしい問題は、10 進数の 10 を基数とする有限の非反復数である一部の数値が、2 進の無限の反復数である点です。 この最も一般的な例は、値 0.1 とその変動です。 これらの数値は基数 10 で完全に表すことができますが、仮...
浮動小数点数は内部的に、GSでは16進数、オープン系では2進数により値を表現していますが、全ての値が表現できるわけではなく、近似値で表されています。たとえば、10進数で1/3(三分の一)が3.333~と正確には表せないように、2進数では1/10(十分の一)を正確に表現することができません。GS...
1985 標準は、10 進形式と 2 進形式との間の数値変換を完全には規定しておらず、超越関数をまったく規定していませんでした。 ほとんどのプログラマは、IEEE 標準で定められた数値形式と演算だけを使用するプログラムでさえ、別々のシステムでは算出する結果が異なるという可能性を認識していませ...
スワンピングは、何桁も大きさが異なる浮動小数点数に対して演算を実行すると生じることがあります。たとえば、次の計算では、加算を無効にする精度の低下が示されています。 x = 1 + 1e-16 x = 1 中間変換 さまざまなデータ型が含まれた算術演算を実行すると、中間の計算と変換により...
これは、仮数部をいくら大きくしても同じです。 したがって、それを内部的な二進数表現に変換する際には、どうしても多少精度が落ちてしまいます。 その結果、不思議な結果を引き起こすことがあります。たとえば、 floor((0.1+0.7)*10) の結果はたいてい 7 となるでしょう。おそらくは 8...