東日本大震災の津波で姉と兄を亡くした南相馬市の小学6年生の女子児童も卒業を迎えた。震災半年後に生まれ、名前は姉と兄の漢字から1文字ずつもらった。この日、会ったことがない2人へ感謝の手紙を送った。 上野倖吏生(さりい)さん(12)。南相馬市原町区の大甕小学校を卒業した。式で卒業証書...
写真・図版 3 / 4 前の写真 次の写真 小学校を卒業した上野倖吏生さん(中央)と父の敬幸さん(左)と母の貴保さん=2024年3月22日午前11時40分、福島県南相馬市原町区、滝口信之撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます
小学2年生の時に作ったという「算数いらないうた」や東日本大震災後に作り、売り上げ100万円を震災遺児あてに寄付した「みらい」などを歌い、最後は会場にいた児童や卒業生、中学生など約50人と一緒に同校校歌を歌った。 児童らは「見えないのにピアノを弾きながらきれいな歌声だった」「自分...
1時間前 石破首相「今週中に説明」都議会自民の裏金問題受け地方組織調査 1時間前 阪神大震災で出向した福島の警察官 四半世紀後に届いた恩返しの一言 1時間前 国内最古、火を使った採掘跡か 弥生時代の徳島に「世界基準」の技術 1時間前 卒業生が作曲した曲で地域の良さを表現 岩手県アンサンブルコ...
少年院で知った絶望、父の背中で語った夢 非行少年は医者になった 「だから私は先生が大好きでした」 卒業式の手紙に泣いた校長の決意 こんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ 2月24日 (月) ウクライナ侵攻から3年 SNSなりすまし 一斉提訴へ 米軍の制服組トッ...
「だから私は先生が大好きでした」 卒業式の手紙に泣いた校長の決意 こんな特集も 注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ 2月28日 (金) 大船渡の山林火災 1人遺体 出生数は過去最少 2024年 セブン創業家が買収を断念 2月27日 (木) 国民民主、与党案を拒否 兵庫維新、県議2人を処分 「ヘ...
和歌山県橋本市立三石小学校の6年生47人が、卒業記念の書道作品の制作に取り組んでいる。2月29日には、うち44人が、近くに住む著名な書道家・篆刻(てんこく)家、三田象山(しょうざん)さんの指導のもと、縦5・4メートル、横10メートルの30畳を超える大きな紙に、思い思いの熟語や格言を墨書し...
朝日新聞 (東日本大震災13年)そのままの教室、よみがえる思い出 大熊、小学校など公開 写真・図版 震災後、教室に残されたままだった自分のランドセルを背負う鈴木みつきさん(右)=3日、福島県大熊町、小玉重隆撮影 この写真の記事を見る ...
初めて、高校卒業後の将来を真面目に考えるようになった。 ただ、何の取りえも希望もない17歳だった。 高3への進級が怪しかった前後だったと思う。私は再び無期停学になった。 とにかく、出席日数がぎりぎりだった。 このままでは、進級できない。先ほども述べたが、留年することが怖かった...
中心メンバーの一人、小段弦里(いとり)さん(12)は「下級生たちも募金活動を身近に感じ、他人事という考えが薄かった」と話す。そして後輩たちに「私たちは卒業するけど、自分たちにできることを実行に移すようになってもらいたい」と思いを託した。有料...