■【答える人】沢田守男さん 足立病院院長(京都市) 76歳の女性。若い頃から子宮筋腫があり、手術はしていません。検診では年々小さくなっていましたが、最近2年前より大きくなっており、肉腫の可能性もあると…
腹式単純子宮全摘出術(以下VH)は開腹術に比し手術侵襲が少ない手術方法である.しかし適応は手術既往·腫瘍の大きさ·腟管の伸展度などで限定される.適応外の症例に対しては腹式単純子宮全摘術(以下TAH)が選択される.一方,腹腔鏡下腹式子宮全摘術(以下LAVH)はKovacetal.が提唱した新しい術式である...
一方、子宮筋腫に関してもその大きさや部位により手術の際、出血コントロールが困難を極める場合がある。術前に両側内腸骨動脈へバルーンカテーテルを留置することで出血のコントロールが可能となるため、バルーン閉塞術は巨大子宮筋腫や頚部筋腫に対しても安全に手術を施行するための1つの選択肢...
腟式単純子宮全摘出術(以下VH)は開腹術に比し手術侵襲が少ない手術方法である目 しかし適応は手術既往·腫瘍の大きさ?腟管の伸展度などで限定される.適応外の症例に対しては腹式単純子宮全摘術(以下TAH)が選択される.一方,腹腔鏡下腟式子宮全摘術(以下LAVH)はKovacらが提唱した新しい術式である...