子どもの権利条約は、18歳未満の子どもを、権利をもつ主体と位置づけ、成長の過程で特別な保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定めています。生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利を実現・確保するために必要となる具体的な事項を規定しています。
中学1年生の波田野優さんは、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもアンバサダーとして活動しています。子どもの権利について考えを聞きました。
あまり親が口出しすると、その先の人生もずっとそうなってしまいますし、そもそもどんな可能性があるかは、誰にもわからないことです。それに子どもが決めた選択を奪う権利は、親にもありません。 個人的には、文武両道は特別なことではないと思っているので、本人が望むのであれば、部活と...
子どもが持っているのは学習権という権利です。子どもが「学びたい」と言えば大人はそれを支えないといけない。子どもは学校に行きたくなければ行かなくていいし、家にいて学びたいと言うなら、本来はそれを保障するのが大人の役割。学校に来なければ教えないというのは、まわりの大人の義務...
第三者の精子・卵子を使った不妊治療のルールなどを定めた「生殖補助医療法案」が、今国会に提出される見通しになった。超党派の議員連盟が法案提出に向けて、詰めの協議を重ねている。ただ、生まれた子の「出自を知る権利」をめぐり、議連の案では「不十分」という意見もあり、課題は残されている...