子育てとお金にまつわる疑問を、ファイナンシャルプランナーの小山信康さんと坂本綾子さんに答えていただく連載『子育て世代のお金ナビ 2024年版」。第8回のテーマは、第6回に続き大学進学時の奨学金です。坂本さんに、現在の制度や活用方法について解説していただきます。 2024年から給付型奨...
第3回 高校生や大学生らの就学を支える「奨学金」は、返済義務のある「貸与型」と、返済義務のない「給付型」の大きく二つに分けられる。収入、成績などの要件が付いているものもある。事業の主体も、就学支援を専門で行う独立行政法人や企業など様々だ。 だが、奨学金にどんな種類があるのか、...
政府は金銭的理由で大学や高専などへの進学を諦めないための「修学支援新制度」を導入している。入学金や授業料の免除、給付型奨学金などの支援対象は年々拡充されているが、親の所得水準など適用条件があり、欧州のような完全無償化は実現していない。 ――2013年、多額の奨学金の返済が道内の若者...
以前の給付・貸与の組み合わせ型から23年度に全額給付型になったり、物価高やコロナ禍の影響があったりして申請者が急増したためだ。 こうした状況を変え、一人でも多くの高校生を助けようと街頭に立つ一人が、小山高専4年の鈴木福さん(18)=栃木市=だ。父親が神経難病のパーキンソン病で十分に働...
文部科学省は4日、年収380万円未満の世帯を対象に授業料を減免したり、給付型奨学金を出したりする修学支援新制度について、年収600万円の世帯まで対象を広げると発表した。2024年度から制度を変更する…
だが、多いときには月8万円ほどになったアルバイト代は、父から十分に出してもらえなかった食費などの生活費に消えた。 数学が得意で、学年1位になったこともある。バイトがなければ、勉強に専念して、もっと難関大学をめざせるのに――。そんな悔しさがつのった。