この対談は、文学を享受すること、そしていま世界で起こっていることについて考えることが、密接に繋(つな)がっている事実を言語化している。 博士論文でサントリー学芸賞、一昨年出版の名著『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』で紫式部文学賞を受賞した奈倉有…...