※文部科学省は2021年度から、AO入試から総合型選抜に名前を変えていますが、慶應義塾大学などでは「AO入試」としています。 意見を表現する小論文に魅力 ――総合型選抜を利用しようと思ったきっかけを教えてください。 総合型選抜や学校推薦型選抜のような推薦型の入試は、一芸に秀でた人が...
入試問題に目を通す猪木武徳・大阪大学名誉教授=京都市内 [PR] 競争。それは人間の本能だ。だが秩序や平和をもたらすとは限らず、不正や愚行の種にもなる。あるべき競争の形とは――。名古屋大学法学部の今年の入試の小論文は、そう問いかけた。受験制度そのものが、ゆがみやすい競争の一側面と...
「例えば青山学院大学文学部英米文学科の自己推薦入試は、英検準1級以上などの英語資格取得者を対象としています。順天堂大学国際教養学部では、英検1950以上(英検2級以上に相当)、ケンブリッジ英検140以上、TEAP225以上などが出願条件になっています。英語の面接試験を課したり、英語で論文を書かせたり...
(早稲田塾の資料をもとに編集部で作成) いずれも主に1次選考で志望理由書や活動報告書などの書類選考があり、2次選考で面接・小論文などを課すことが多いです。2次選考では、学科の筆記試験や口頭試問を課す大学もあります。また、国立大学では年内に面接や提出書類などによる選考を行い、共...
中央大学の法学部、経済学部、商学部では、「英語運用能力特別入学試験」と名づけた独自の総合型選抜を導入しています。この入試方式は極めて高い英語力を持つ生徒を対象としており、例えば法学部の場合は英検1級、TOEIC L&R 785点以上などが出願資格です。選考は小論文と英語、それに日本語と英語によ...
早稲田大学前総長 鎌田薫さん かまた・かおる 早稲田大法学部教授、同大学院法務研究科長などを経て、2010年から18年11月まで第16代総長を務める。13年から政府の教育再生実行会議座長、16年から日本私立大学連盟会長。法学関係の著書多数。
学びたいテーマが決まる →法学部出身の高校教員などにアドバイスを受けながら、興味のあるテーマで論文を作成 →中央大学法学部に合格(評定平均4.8) →将来は弁護士になり、その後、大学教授を目指したい ●東京都・偏差値30台の高校 →高校1年次には立教大学を受験することを決める。入試の...