日本における確率論的地震ハザード評価の研究は,歴史地震資料に基づいて再現期間の概念を通用し,日本全回を槻観した形で75年l乳100年札200句三間に期待される最大加速度を示した地図を作成したKawasumi(1951)から始まる。 その研究成果は,当初は地域係数を含む設計地震荷重の設定の基礎資料として利用され...