固定資産税は市町村(東京23区は都)が、土地などの価値に応じ、毎年1月1日時点の所有者に課す税金。1950年からあり、19年度の税収は決算ベースで約9兆2千億円。市町村税の約4割を占める基幹税の一つだ。 3年ごとに見直す評価額に合わせて税額も改められ、直近では21年度が見直しの年だった。土...
「現実とかけ離れている」と感じた前野社長が市に問い合わせると、「評価に関する不服は、3年に1度の評価替えの時に聞く」と相手にされなかった。 固定資産税は、土地も建物も3年に1度、課税の基準となる評価額が見直される。その評価替えの今年、前野社長は市の「固定資産評価審査委員会」に...