右開胸下食道亜全摘術後9日目に発熱し,胸部CTで気管右側に膿瘍を認めたので,術後14日目に縦隔鏡を用いて,頸部よりドレーンを挿入した.術後17日目の造影と気管支鏡にて右主気管支に10mm大の瘻孔を認めた.黄疸を伴う肝障害を併発しており,原疾患の予後が不良であることも考慮し,気管支鏡併用...