安保反対のデモが幾重にも国会議事堂を取り囲んだ。岸信介首相による条約改定は、なぜ激しい反発を生んだのか。あの政治ドラマは、戦後日本と日米関係をどう変えたのか。生前の岸に長時間のインタビューを行った国際政治学者の原彬久さんに聞いた…...
――日録は、左側ページに、秘書が書いたであろう、その日の行動記録が詳細に記され、右側のページでは、宮沢さん自身がコメントしたり訂正したりしている。非常に珍しいスタイルだと思います。 宮沢喜一元首相を直接知る2人の政治学者、御厨貴さんと原彬久さんによる「日録」をめぐる対談を3回...
朝日新聞 (インタビュー)安保60年、続く対米依存 国際政治学者・原彬久さん 写真・図版 2 / 2 前の写真 次の写真 岸信介と60年安保改定 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます
(宮沢喜一日録 戦後政治の軌跡)「日録」が映す宮沢喜一氏、政治学者が語る 御厨貴さん×原彬久さん 政界きっての知性派宮沢喜一元首相は、複雑な個性の持ち主だった。権力者でありながら権力の行使に慎重で、日米同盟重視だが対米従属を嫌った。その約40年にわたる政治行動記録(日録)を手がかり...