なお、減額されても、年金が一部でも支給されるなら、加給年金は全額支給されます。 加給年金とは、20年以上厚生年金保険に加入した人が定額部分の老齢厚生年金(これから受給する世代の人は65歳以降の老齢厚生年金)を受けられるときに加算される家族手当のようなもので、65歳未満の配偶者を扶養...
妻が受け取る年間の年金支給額は、遺族厚生年金の60万円が増えて、138万円になります。②妻に老齢厚生年金の受給がある場合 65歳以上で老齢厚生年金を受け取れる方が、配偶者の死亡による遺族厚生年金を受け取るときは、下記A、Bのどちらか高い方が、計算上の遺族厚生年金の額となります。A:「死亡...
年を取ったら受け取る「老齢年金」、障害者になったら受け取る「障害年金」、働き手が亡くなったら受け取る「遺族年金」などの給付があります。この記事では、厚生年金(会社員などが加入)と国民年金(20歳以上60歳未満の国民全員が加入)に的を絞り、それぞれの加入期間、保険料、老齢年金の支給額に...
65歳からの受給できる厚生年金の受給開始年齢を66歳以降に遅らせることで、 もらえる年金受給額が割り増しになるしくみ。1ヶ月あたり0.7%増で、最大5年間(60ヶ月)受給開始を遅らせることで、年金額は42%増となる。 任意単独被保険者
仮に40年(480月)分の満額の国民年金を受給できるならば、最大5年間の繰り下げを選択した場合は約80万円(1月約6.6万円相当)×142%=約113万円(1月約9.4万円相当)となります。自営業夫婦で共に満額の国民年金を受給できる場合、 65歳からの受給では2人分で約160万円の年金(1月約13.3万円相当)...
なお、厚生年金の加入期間が20年以上になると、ご自身が65歳になったときの配偶者の年齢や収入などによっては、前述の加給年金を受け取れる可能性があります。また、上の表は老齢厚生年金の予想額であり、これとは別に老齢基礎年金(満額なら年額80万円弱)を受け取れることも忘れないようにしま...
このとき、現役世代への影響を軽減するため、引き上げ完了までの「つなぎ」として新設されたのが「特別支給の老齢厚生年金」です。「特別支給の老齢厚生年金」を受け取れる期間は、生年月日と性別ごとに決められた「受給開始年齢」で始まり、65歳になると終了します。