処理水放出について、中国人で「大変心配している」「ある程度心配している」と回答したのは47・6%。日本は33・2%だった。 一方、中国人で「全く」「あまり」心配していないと答えたのは26・7%(日本人は37・3%)、「現時点では判断できない」は25・0%(同29・5%)。中国の方が心配して...
在日中国大使館は8月28日、処理水の安全性やモニタリングの信頼性をめぐる中国政府の主張をホームページに掲載。呉江浩・駐日中国大使が同日に岡野正敬外務次官と会談した際に表明した内容という。 中国側は処理水の安全性について「福島の核汚染水には60種余りの放射性核種が含まれており、トリ...
処理水巡り「中国リスク」直撃 日本食ブームも業者「急ぎ手を引く」 写真・図版 1 / 9 前の写真 次の写真 国際漁業博覧会で展示されていた宮崎産のブリ。24日以降は日本産の水産物は全面的に禁輸となった=2023年8月23日、上海、井上亮撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます...
日本の水産物を扱ってきた業者が、政治の風向きでビジネスを失う「中国リスク」に直面している。東京電力福島第一原発の処理水放出を受け、日本食ブームに沸いていた中国は、24日から日本産水産物が全面禁輸となった。市場開拓をしてきた業者のため息は深い。 「中国ビジネスはもはや計画の立てよう...
処理水の海洋放出が始まった東京電力福島第一原子力発電所=2023年8月24日午後1時59分、朝日新聞社ヘリから、岩下毅撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 処理水めぐる嫌がらせ 中国は取り合わない姿勢 逆に「被害者」主張 外務省、駐日中国大使呼び出し「中国国民...
岸田文雄首相は26日、訪問先のソウルで中国の李強(リーチアン)首相と初めて正式に個別会談した。岸田首相は東京電力福島第一原発の処理水放出を受けた日本産水産物の禁輸措置の即時撤廃を求め、処理水問題をめぐる日中間の事務レベル協議を加速することで合意。外相らのハイレベル経済対話や人的交流の...
東京電力が5日から福島第一原発の処理水の2回目の海洋放出を始めたことをめぐり、中国外務省は同日夜、「断固反対する」との報道官談話を同省ホームページで発表した。談話は「国際社会の懸念に十分に応え、責任ある形で汚染水を処理すべきだ」と求め、「長期的で効果的」な監視体制づくりを国際社会...
1 / 2 前の写真 次の写真 会談前に、中国の李強首相(右)と握手する岸田文雄首相=2024年5月26日午後6時14分、ソウル・国立現代美術館、代表撮影 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます 関連ニュース 原発処理水、日中が非公表で協議 首脳会談を受け1月に専門担当者ら 日中関係で「戦...