大学入試センターは9日、2025年1月実施予定の大学入学共通テストの試作問題を公表した。新しく導入される教科「情報」を含む6教科12科目の問題が示された。高校教育と大学入試を一体で変えることを目指し…
―設問別分析― 第1問 ・ヒトの進化 難易度:やや難 第1問で進化の分野からの出題は、新指導要領を意識したのかもしれない。問1はヒトの進化に関する知識問題。問2は基本的な分子系統樹の作成問題。問3は分子時計の計算と、実測値とのずれについて考察する問題。予測値より変異が少ないのは、変...
全体の大問構成や読み上げの方式は昨年とほぼ同様であったが、第5問は2022試作問題で出題されたものと類似の形式に変更された。 【大問数・設問数・解答数】 ・大問数6 ・設問数37 ・解答数37 【問題量】 ・スクリプトの総語数は昨年の英語(リスニング)から約100語増加し、約1600語であ...
前年の本試験「政治・経済」の平均点がセンター試験以降の最低だったのに比べると、ヒントになる各小問のメモ・会話文などが多用されているほか、正答率が低くなりがちな選択肢6~8の小問数が20から12へ激減した。また、「公共」8小問中に知識を要しない図表読解問題が計3あるなど、全体...
大学入試センターが2月6日に発表した平均点(最終集計)を見ると、情報Ⅰは69.26点と高得点になっています。今年の傾向を踏まえて、来年度の傾向と対策を聞きました。 「今回は点数が高めに出ているので、来年度は難化するでしょう。どこが難しくなるかというと、今回のように知識系で差をつけ...