公私の交錯・協働と私法の「変容」(吉村) そのことは,私法にとっていかなる理論的意味を持つのであろうか。 景観(より広くは環境)に関する利益のように,公共的性格をも有し,私人への 排他的帰属が問題とならない利益を,私法上,どう位置づけるかについては,以下 ...