石蓋2枚には外側の表面に「×」「キ」などの線がびっしりと刻まれていたが、残る1枚には遺体を収めた内側の面に線が刻まれていることもわかった。 白木原宜・県文化財保護・活用室長は「副葬品に期待している」と語り、慎重に調査を続ける予定だ。 吉野ケ里では集落が巨大化した弥生後期の墓...
このうち1枚だけ表に線刻がない石蓋があったが、その裏側に線刻が刻まれていたことも新たにわかった。 作業後、県文化財保護・活用室の白木原宜室長が現地で説明した。石棺墓が丘陵の小高い見晴らしのよいところにあり、墓坑が際だって大きいことなどから、「有力者の墓ではないかと考えて...