不動産の売却で得られた利益は譲渡所得と見なされ、譲渡所得税の対象になります。その額は売却代金から取得時の費用や売却時の費用を差し引いた額に税率を乗じたもので、所有期間の長短に応じて税率が異なります。税額は売却した翌年に確定申告書を提出することで確定します。 なお、ここでいう取得...
不動産(土地や建物)を売却したものの、購入当時の売買契約書を失くしてしまった場合には、通常、概算取得費の特例(5%ルール)により譲渡所得を計算します。譲渡費用を考慮しなければ、売却価格の95%に対して不動産譲渡所得税が課税されることとなります。これでは、平成初期のバブル期に取得したケー...
海外不動産を売却する際は、譲渡所得を得ることになるため、日本で所得税がかかります。 まず譲渡所得は、次の数式で計算されます。 収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用) - 特別控除額 = 課税譲渡所得金額 そして税率は、不動産の所有期間によって以下の通り変動します⁶。 短期譲渡所得(所有期間...