日本銀行が明かした意外な経緯とは(画像集) 新紙幣発行を機に、日本のお札に関わるちょっとしたトリビアを紹介しましょう。 by安藤健二(Kenji Ando) 安藤 健二 / Buzz Team Lead 千円札(1950年1月7日〜1965年1月4日) 一万円札(1958年12月1日〜1986年1月4日)...
その謎を紐解く鍵が、日本銀行の公式サイトにありました。「日本のお札に最も多く登場した人物は?」というコラムの中で、1930年に発行が始まった百円札に初採用されて以降、「銀行券の顔」として聖徳太子が最も多く登場していると紹介しています。戦前は2回、戦後は5回も使われたそうです。そ...
千円札、五千円札、一万円札が全て聖徳太子だった時代がある 現在は千円札、五千円札、一万円札は違う人物が描かれていて区別がつきますが、かつては同一人物が描かれていた時期がありました。 それは約60年前。戦後の日本が高度経済成長期を迎えた1958年から1965年の7年間でした。1回目の東京オ...
GHQによる統治は1952年には終わりましたが、その後も五千円札と一万円札が聖徳太子の肖像で発行されました。 戦前から戦後にかけて「紙幣の顔」として存続できたのは聖徳太子だけでした。そのため、当時の日本国民の間で「高額紙幣といえば聖徳太子」というイメージが根強かったことが背景にあ...