世界最大手のタイヤメーカー、ブリヂストン(本社・東京)がフランス国内の工場の閉鎖計画を明らかにしたところ、仏政府が猛反発して撤回を求めている。新型コロナウイルスによる危機からの復興プランを発表したばかりで、コロナ禍の失業を防ぐと強調してきたマクロン大統領にとって痛手のためだ。
世界最大手のタイヤメーカーとして知られる日本のブリヂストンが16日、フランス北部ベテューンにあるタイヤ工場を閉鎖する計画を打ち出しました。ベルギーに拠点を置くブリヂストンの欧州事業などの統括会社によれば、「欧州の生産拠点で最も競争力に劣る」そうですが、操業開始から60年近い工場で...