手足がふるえたり体がこわばったりする難病のパーキンソン病や、幻視が特徴とされるレビー小体型認知症は、脳の細胞に「αシヌクレイン」というたんぱく質がたまることが知られる。ただ、体外から陽電子放射断層撮影(PET)などで画像化することはできず、標的とする治療法も確立していない。 そこ...