トヨタ自動車の2024年9月中間決算は、2年ぶりに営業減益になった。円安による利益の押し上げがあったが、認証不正や品質問題による生産停滞のマイナスを補い切れなかった。こうした逆境を今後、どう克服するのか。 トヨタの中間決算で営業利益が2兆円を超えたのは、過去最高益だった前年同期と今回...
とくにハイブリッド車(HV)が好調だった。 期間中の平均為替レートは1ドル=156円で、前年同期(1ドル=137円)より円安が進んだことから、営業利益が3700億円ふくらんだ。労務費や研究開発費などが増えたものの、値上げによる増益効果もあった。 25年3月期(通期)では、売上高46兆円(前期比2....
在庫回転率を最大化し、収益とコストに大きな利益をもたらします。 精密な外科手術のように運用すれば、倉庫スペースや人件費・電気代などの関連コストは、1日または1週間の生産量のほんの一部で済むのです。 一方でバランスが少しでも崩れると、原材料の過剰で保管場所がなくなったり、原...
トヨタ自動車が1日発表した2024年4~6月期決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が1兆3084億円(前年同期比16・7%増)で、過去最高を更新した。「型式指定」を巡る認証不正問題などで国内生産は低迷したものの、円安の追い風を受けて増益を確保した。
トヨタ、4~6月期の営業利益が過去最高更新 北米好調・円安も寄与 写真・図版 2 / 2 前の写真 次の写真 「型式指定」をめぐる認証不正問題で生産が停止された「ヤリスクロス」 この写真の記事を見る 無断転載・複製を禁じます こんな特集も...
トヨタ自動車が11日に発表した2022年3月期決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年比36・3%増の2兆9956億円となり、6年ぶりに過去最高を更新した。世界販売が堅調だったうえ、円安がもうけを膨らませた。ただ、原材料価格の高騰が重しとなり、23年3月期は2割の減益を見込ん...
トヨタ自動車が2024年3月期に日本の製造業として、過去最高となる純利益を上げる見通しを発表した。営業利益、純利益ともに前年から6割超増えるという好業績を牽引(けんいん)するのは、利幅の大きいハイブリッド車(HV)の存在だ。ただ、主要市場の中国の先行きには厳しさも漂う。▼3面参照 「(ト...
トヨタ自動車の2024年3月期は、売上高45兆円、純利益4.9兆円と、空前の好決算となった。その背景には、三つの要因がある。円安、好調な販売、そして値上げだ。営業利益の押し上げ効果は、3兆円に及ぶ。…
は6日、2024年3月期の業績予想(国際会計基準)を上方修正し、最終的なもうけを示す純利益が前年比83・6%増の4兆5千億円になると発表した。11月時点の前回予想よりも5500億円増え、同社で初めて4兆円を超す見通しとなった。好業績を受け、トヨタの株価は上昇。時価総額が6日の終値で51…...
EVブームは一過性で終わる? 価格と設備不足の壁、日本勢に勝機は 日産99%減益、トヨタ・ホンダは最高益 米市場で明暗、4~6月期 ホンダ、日産に三菱自「3社連合」で変わる構図 米中勢への危機感で トヨタ、4~6月期の営業利益が過去最高更新 北米好調・円安も寄与 ホンダは工場閉鎖 日系自...