監視と自由、幸福の関係を長年研究してきた法哲学者の大屋雄裕・慶応大教授は、その三つの関係がコロナ禍で大きく変わり、「コミュニケーションのシンギュラリティー(特異点)が起きた」と指摘します。 デジタル化が進み、誰もが「つながる」ようになりました。一方、悪意がなくても、他者が...