インフルや新型コロナのウイルスは唾液中には少量しか含まれないため、感染を調べるには、鼻の粘液を採取する検査が一般的。だが、今回開発する検査は、唾液中に含まれるウイルスの表面に「糖鎖固定化磁性金ナノ粒子(SMGNP)」と呼ばれる金の微小粒子を付着させた後、磁力でウイルスを50倍ほどに濃縮...