幼虫は畑の堆肥(たいひ)などを食べ、成虫は薪に使うためにかつて植林されたクヌギなどの樹液を吸う。だから山奥ではなく、人が住む近くの里山にいるという。 京都市青少年科学センター生物領域主任主事の今邑宏樹さん 記事後半では、カブトムシを捕るコツをまとめた動画のほか、わなを使った採集...
京都府綾部市で7月下旬、「あやべカブト虫相撲大会」があった。伐採した枝葉のチップから幼虫を育てた市内の住民グループらが初めて開いた。相撲の先に願うのは、里山への関心を取り戻すことだ。 手づくりの木の杭の先にしがみつく2匹のカブトムシ。子どもたちは、杭をたたいて、鉛筆の先の...