我国では,花粉症や気管支喘息などのアレルギー疾患の有症率は約30%と高く,今や国民病といえる状態で ある.また,花粉症の発症は低年齢化が進んでおり,ァ レルギ一疾患は小児から成人までの多くの国民が罹患す るきわめて身近で,かつ,時には生命を脅かす疾患と なっている.このァレルギー疾患...
·0.7%であり, AD以外は現症率が既往率より高く,3歳時点ではADは寛解に向かう一方でBA/W, ARの発症が増加する傾向が見られた.スギ花粉症が疑われる者は全体の1.6%であった.2)ADの既往者はそうでないものに比べ3歳時点でBA/Wを発症している頻度が1.7倍であった(21.4%vs12.3%).3)春生まれ...